各方面のヲタクに勧めたい！拗らせソング10選
6月になりましたね。月も変わり、今日から月曜日ということでお仕事が始まった方も多いのではないでしょうか。私も先週から仕事が再開し、今日は再開後初めての休日です。まだ迂闊に外に出ることはできないので、休日といってもなんだか自粛中と変わらない生活になってしまっていますが・・・。お仕事の方、今日も一日お疲れ様でした。また明日も頑張りましょうね。
さて、今日はずっと書きたかった記事を書こうかな〜と思います。
その名も…
各方面のヲタクに勧めたい！拗らせソング10選！
今日は私、気合が入っております。なんせ色を初めてはてなブログで使いました。文字のサイズを大きくするやつも初めて使いました。(ずっと使い方が分からなくて、カラフルだったり文字の大きさを変えてる人達はみんな何か特別なプランに加入してると思ってました。)(こんなちょっと右にフリックするだけで便利なツールが沢山出てくるなんてなんでみんな早く教えてくれなかったの…)
今日も括弧は調子が良いですね。今日はなんとかはてなブログの便利なツールを上手く使いこなして、現役ジャニヲタが勧める拗らせソングをご紹介したいと思います。
いやいやそんな名曲既に知ってるわ！って方もいると思うので、目次もちゃんと作りました！気になる曲だけでいいので目を通して貰えると嬉しいです。PVやMVがあるものはYouTubeのリンクを、また私自身がApple MusicユーザーなのでApple Musicのリンクも付けてみたので、実際に聴いて貰えたら尚嬉しいです。
目次
- 1.その目に映して / aiko
- 2. かばん / aiko
- 3. 逢いに行く / 阿部真央
- 4. Lush Life! / クラムボン
- 5. こいのうた / GO!GO!7188
- 6. ささえる人の歌 / backnumber
- 7. Thinking Out Loud / Ed Sheeran
- 8. Everything Has Changed (feat.Ed Sheeran) / Taylor Swift
- 9. The Everglow / SHE'S
- 10. 君の顔が好きだ / 斉藤和義
1.その目に映して / aiko
記念すべき1曲目の紹介はこちら。もうね、とてもとても大好きな曲です。aikoのメジャー7枚目のアルバム“彼女”の7曲目に入っています。(同アルバムに収録されている有名なキラキラもとても可愛らしくて好きです。)先日、2周年お祝い動画を作成したのですが、その時にも使わせて頂きました。この曲の何が素晴らしいって、そりゃあ、もう、歌詞。
遠くで見てますから 声はかけませんが
以上も以下もなく ただ想っています
これこれこれ、もう拗らせてきたでしょう？私だけ？様々なジャンルのヲタクの方々がいるとは思いますが、私の中で自担、または推しとは｢遠くの存在｣であることがまず大前提なんです。私は近くに感じていたい！と反論する方、ちょっとだけ反論は待ってくださいね。
私自身、ジャニーズや坂道グループ、インディーズバンド等、様々なヲタク道を走ってきました。見てお気付きの方もいるかもしれませんが、どんどん好きな対象との“距離感”が近付いています。
年1のツアーや舞台に番協、試写会などのその他イベント等、遠くから見ることの多いジャニーズ。握手会やサイン会、メンバーとボウリングができたりするその他イベント等、直接話す機会が定期的にある坂道グループ。前者よりも母数がまだまだ少なく、自ら物販に立ち、写真やサイン等を求めることも可能であり、TwitterやInstagramを相互フォローし合えたり、ライブハウスで会えばお酒をご馳走してくれることもあるインディーズバンド。
…と、圧倒的に好きな対象への距離感が縮まっているのです。実際に好きな女性アイドルの方に“認知”を頂けていると気付いたときは、もうそれはそれは天にも登るような気持ちでしたし、ファンを一切フォローしないバンドマンから唯一フォローされたこと、DMで他愛もない会話をしていること、ライブハウスに行けば当たり前の様にお酒をご馳走してくれること。正直どこか優越感に浸っていました。
しかし、距離感が幾ら近くなろうが絶対に揺るがないことがありました。
｢ステージの上にいる時が1番輝いている｣
これは今まで好きになってきた人たち全員に言えることです。握手をして物理的に近くなろうが、秘密を共有しているような気持ちになって心理的に近くなろうが、結局ここには勝らないのです。だって、初めて好きを実感する場所って、原点ってきっとここでしょう？少なくとも私はいつもここでした。今って私、この人への気持ち本当なのかな？なんて気持ちを持つ時や、雑誌やTV等でこの子気になる、なんて思ったとき、いつも最終的に明確な答えが出せる場所は｢ステージ上の姿｣でした。見る度に好きが増すのも、ここでした。
物理的、心理的距離を否定する訳ではないです。やっぱり大好きな人の目を見て直接自分の言葉で伝えるという機会は大切にしたい。でもどうしても近付きすぎると見たくなかったな、という部分まで知ってしまうこともある。それをきっかけに大好きが大嫌いになることだって経験しました。…と、色々なことがあり、こうして今私は6年半振りにジャニヲタに戻ってきたという訳です。
ジャニーズって距離感が本当に絶妙なんですよ。でも久々に戻ってきたら、SNSやらYouTubeやらで少し考えてしまう所もあったのですがその話はまた今度。
……ってaikoは？！aikoの話はどこいった？！って感じですよね、すみません、相変わらず脱線というか話が長いです。私は。
つまり何が言いたいかと言うとこの曲｢遠くから貴方をそっと応援してるよ｣という曲なのです。そこ、そこがとても拗らせポイント。
あなたを信じてる 清々しいほどに
はいそうです。信じてる。とてつもなく信じている。ステージに立っている姿、媒体を通して知る貴方の欠片を私はとても信じているし、自分の目で見て感じたものを信じて疑いません。うん。めちゃくちゃ分かるこの歌詞。好きな人のこと、何故か曇りなく信じてしまうのです。この人が言うならそうなんだ、と思ってしまうし、その考え大好きだな、と何度も何度も思わされるのです。
やっぱりあなたの笑顔は最高に素敵だから
あからさまに反応してるあたし それもいい
そして結局は笑った顔に1番弱い。きっとみんなそう。自担や推しが泣いてる姿よりも、笑ってる姿の方が絶対好き。知らんけど私はそう。そもそも顔が大好き。そしてその笑顔を見て、分かりやすく喜ぶ私。そんな私も可愛いな、なんて思える。
そんなこんなで遠くの貴方を思い続ける健気な歌詞なのに、2番の歌詞に現れ、曲のタイトルにもなっている｢その目に映して｣……あ〜、駄目、これは駄目ですね。とても拗らせる。遠くで見てますから、声はかけません、笑顔が最高に素敵、と思っているめちゃくちゃ純粋な可愛いヲタク。だけど結局は貴方のその目に一目でいいから映りたいのです。もう脱帽。日本人の乙女心のバイブルaiko様は、感性豊かなヲタクの心情さえも読み解いてる。
これはきっとずっと私の中にヲタク心が存在する限り聴き続けます。残念ながらMVはないので、Apple Music等サブスクリプションから聴いてみてくださいね。
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1曲目から飛ばしすぎました。ここからはサクッと説明したい。(願望)
2. かばん / aiko
はい、またしてもaiko様。デビューから15作目のシングル曲です。ちょっとさっき話しすぎたので好きな歌詞をさらっと説明しますね。
大きな鞄にもこの胸にも収まらないんじゃない?
恥ずかしい程考えているあなたのこと
そう。そうなの、aiko様、そうなんです。好きで居続ければ居続けるほど、どんどん気持ちが大きくなってしまって、自分でも恥ずかしくなるのです。…って何で知ってるの？やっぱりaiko様はすごい。もう本当に信仰してる。
こちらはMVもちゃ〜んとあるので、サブスクに入ってない方、よかったら見てみてくださいね。
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3. 逢いに行く / 阿部真央
阿部真央さん。いつもお世話になっております。好きな曲が多すぎるのですが、ヲタク目線で選ぶのなら絶対にこれ。5thシングル“19歳の唄”に収録されています。
急に貴方に逢いたくなって 抱き締めて欲しくなって
どうしようもなく逢いたくなって この思い止められなくて
何なんでしょうね、あの急にどうしようもなく逢いたくなってしまう気持ち。あれ、本当に不思議です。めちゃくちゃに恋です。自分、恋してるな〜と凄く思う。恋する女の子もヲタクも同じだな、と可愛いな、と思います。
有り金は全部消えたけど 今じゃなきゃダメな気がして
この歌でヲタクが1番共感するのはやっぱりここかな（笑）。だけど、今という瞬間って1度しかなくて、〇〇歳の彼や彼女って、今しか見れないんですよ。この季節の彼は一段と違うの〜！！とかありません？私はめちゃくちゃにあります。そして、気付いた時にはいなくなっていることだってあるんです。好きなメンバーの退所、卒業、解散、脱退。大事なお知らせって大体大事にされないんです。昨日まで笑ってた人と、急に会えなくなる日が来たりするんです。だから好きな気持ちがあるなら、多少無理をしてでも逢いに行ってしまう。一見、お金な〜い！みたいな歌詞ですが、私はいつもそういう感情で聴いてます。ぜひ聴いてみてください。
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4. Lush Life! / クラムボン
ツアー会場限定で販売されていたe.pの収録曲。とにかくポップで可愛らしい曲なんです。
Time After Time 君のコト考えて とっても胸の奥がキュンとして
出だしからもう可愛い。曲を是非聞いて欲しい。好きな人のことを考えながら心躍ってスキップしてしまう感じ。
ねえ君と話す時の私って どんな顔をして笑ってるんだろう？
この歌詞もとても好きです。薄っぺらいことしか言えなくて申し訳ないのですが、この曲はとにかく可愛らしい。好き好き！大好き！頭の中君でいっぱい！な曲中の女の子が可愛すぎる。この歌詞を聴く度に、好きなアイドルのことを話す自分や、好きなバンドマンのライブを見ている自分の顔を思い浮かべては、うん、いい顔してるな、と思ったりします。
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5. こいのうた / GO!GO!7188
2000年に発売された3rdシングル。20年も前の歌なんですね。何をきっかけに知ったかはちょっと覚えてないのですが、この時代のこういう曲、大好きなんですよね。ガールズバンドってやっぱりどうしても好き。
生きてゆく力が その手にあるうちは
笑わせてて いつも いつも
うたっていて 欲しいよ
厚かましいな、とは思うけれど結局はずっとずっと、もう私が死ぬまでは永遠とステージで輝く姿を見たい。いつか急に会えなくなる日が来るかもしれないし、年老いて立てなくなる日が来るかもしれないけど、私が死ぬその日まではどうかずっとステージに立ってて欲しいな、とどうしても思ってしまう。勝手だけど最期なんてとてもじゃないけど見届けられないから、私が先にいなくなりたいな、と考えたりします。そして事ある事に、｢今日まで続けていてくれてありがとう｣と口に出すようにしています。感謝は節目だけじゃなくて、思ったらすぐに。
きっと今のあたしには あなた以上はいないでしょう
色んな人を応援してきたけど、毎回こう思う。｢今の私｣には、この人しかいない。って毎回心の底からそう思って、応援してます。昔から長く応援している人、とても素敵なことだなと思って憧れたり、自分の知らないその人を知っていたり少し悲しくなってしまったりもするけど、｢今の私｣がその人にちゃんと向き合えていたら、それだけで充分なのかな、と最近は思えるようになりました。それでも過去を知りたくて、欠片を求めたりすることもありますけどね。でも絶対にそれは悪いことではないです。好きな人の過去なんて、そんなの誰でも知りたくなっちゃいますから。
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6. ささえる人の歌 / backnumber
さて、ようやく男性アーティスト。誰の曲にしようかな、と考えた時に拗らせソングと言えばやっぱり天下のbacknumber様だろうということで。
頑張ってって言いながら
あまり無理しないでねって思っています
心配になる事も寂しくなる事もあるけど
元気でいてくれたら
ほんとにそのままこれ。私語彙力がとてつもなくないので｢それな｣みたいな事しか言えないんですけど、これはもう依与吏さん、｢まじでそれな｣という感じです。頑張ってとか頑張れって、結構無神経な言葉に感じてしまうときがあって。きっと彼らや彼女は既に頑張っているし、そもそも頑張るというのは何を誰を基準に？と思います。私たちはそっと活躍を見守って応援することしかできないので、私たちじゃ想像できないほどの過密なスケジュールを今日もこなしているであろう彼らや彼女たちが、どうか無理せず、健やかに今日も過ごしていてくれたらな、と思います。
人生は一度だから自分が思うように生きるのもいい
本当は出世なんてしてもしなくてもいいんだよ
間違えたっていいそのままでいい
そして結局私は拗らせているので、彼らや彼女たちは本当に心からやりたいことがやれているのだろうか？などと勝手に考えることもあります。表に立つということは簡単ではないし大変なことだらけだと思う。友達と通学したり、電車に乗ったり、恋愛をしたり、家族ができたり。そんな当たり前の幸せを奪っているだろうから。もしもこの世界が苦しいな、と思うのなら無理して続けなくていいよ、と思います。好きだったアイドルは普通の女の子に戻りたいと言い表舞台から姿を消しました。その時、とても腑に落ちたんです。うん、その方が合ってるな、と感じた私がいました。もちろんとてつもなく寂しかったのですが、それで絶対に正解だ、と思いました。当時はすぐに気持ちの整理は着かなかったけど。だから自分の好きな人には、いつだって自分の正しいと思った道を進んで欲しいです。私たちの夢を背負ってくれたり、一緒にそれを追いかけられるのももちろん凄く凄く嬉しい。だけど、自分の気持ちにいつでも正直でいてね、と思います。うーん、流石backnumber。めちゃくちゃ拗らせにかかってくる。無事に拗らせました。
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7. Thinking Out Loud / Ed Sheeran
急に洋楽です。とっても有名なエド・シーランのこの曲。和訳は見た事ありますか？
まずタイトルのThinking Out Loudの直訳は“独り言を言う”みたいな感じです。それを頭に入れて和訳を見ていきましょう。
When your legs don't work like they used to before
君が昔のように足を自由に動かせなくなって
And I can't sweep you off of your feet
僕も君を抱き上げられなくなったとしても
Will your mouth still remember the taste of my love?
僕の愛の味は忘れずに覚えていてくれる？
Will your eyes still smile from your cheeks?
いつもみたいに幸せそうに笑いかけてくれるのかな？
年をとっても変わらない気持ちで好きでいてくれる？笑っていてくれる？そんな歌詞から始まるこの曲。独り言を言う、というか、心の声が出てきてる、という感じですね。
When my hair's all but gone and my memory fades
この髪も、この記憶も薄れ
And the crowds don't remember my name
世間から忘れられてしまって
When my hands don't play the strings the same way (mmm...)
ギターが弾けなくなっても
I know you will still love me the same
きみの愛は変わらず、僕を想い続けてくれるんだろう
'Cause, honey, your soul could never grow old, it's evergreen
だって きみの魂は年老いることなく昔のままで
And, baby, your smile's forever in my mind and memory
その笑顔さえも僕の記憶の中で永遠に輝き続ける
拗らせました。とても。何年経っても、おじさんになってダメダメになっても、好きでいてくれる？僕の心の中には君はずっといるよ。みたいな。うん、ずっと好きでいるよ、と思います。純粋に。少し歌の趣旨とは離れてしまう気がしますが、好きなアイドルが表舞台から姿を消したり、好きなバンドが解散してしまってもう二度と見れなくなってしまったこと、もう悲しくて悲しくしょうがないんです。いつまでも気持ちが整理できなくて、自分だけが過去に縋ってるような気がして、周りはもう前を向いているのに、でもそんな簡単に切り替えれない…といつまでもウジウジしてました。だけどある人に言われました。｢ずっと好きでいればいーじゃん｣って。めちゃくちゃ簡単なんですけど、当時そんな簡単な答えを導き出せないくらい悲しかったので、この言葉1つでとても心が軽くなりました。好きでいるのをやめなくてもいいんだって。これからも好きなままでいいんだって。あの時この言葉をかけてくれた人には今でも感謝しています。
かなり脱線してしまいました。括弧付ければよかったかな。とにかくなんだろう立たされた場所が変わってしまっても好きでいるんだろうなって思います。年をとっても、きっと。上手く伝えられてなさすぎるんですけど、もう後は曲を聴いてください。お手上げです。（笑）
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8. Everything Has Changed (feat.Ed Sheeran) / Taylor Swift
テイラーがエド・シーランと一緒に書いた曲。一緒に裏庭で作ってた時にエド・シーランがハモってくれて、アルバムでデュエットしようってテイラーが誘ったらしいです。
タイトルの通り｢全てが変わった｣ことを書いた曲です。
I just want to know you better know you better know you better now
少しずつ毎日知らなかった貴方を見つけていきたいのI just want to know you better know you better know you better now
もっともっと貴方に関することも分かっていきたいI just want to know you know you know you
昨日よりもっと今日の貴方を好きになれるように
ラブソングなので、友達から恋人に変わることを歌っているのですが、私は｢知らない人｣から｢気になる人｣、そして｢好きな人｣つまり担当や推しになったときの感情にリンクさせてしまってます。拗らせているので（笑）。大好きな曲です。是非に。
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9. The Everglow / SHE'S
ようやく残り2曲になりました。今もう9000字を超えているらしいです。恐ろしく長いですね。ここまで読んでくださってありがとうございます。飽きたら閉じて大丈夫です。
このバンド、いちばん好き！とかの枠ではなかったけど、好きで、ライブハウスに何度か見に行っていました。いつからか見に行かなくなってしまったのですが、自分が好きだった頃の曲はやっぱり大好きで思い出しては聴いたりしていました。ある日当時好きなバンドとSHE'Sが対バンするということで2年ぶりに見に行きました。その時に聴いて心を打たれたのがこの曲です。
あの頃と変わらないものはない
なんて言えないけど
今も色褪せないものはまだこんなにもあるよ
何も消えちゃいないよ
そんな歌い出しから始まったこの曲。一気にこのバンドを見た日がフラッシュバックしました。地方のライブハウスに遠征をしたこと、メジャーデビューしてファン層が変わってしまったんだろうな、と思ったこと、事務所の売り出し方、ライブハウスでのお客さんの雰囲気。そして気付けば見に行かなくなっていたこと。走馬灯のように頭の中を駆け巡りました。どうしても人って変わっていってしまう姿を見るのって怖いんです。知らない人になってしまうみたいで。離れている間にもちろん新曲が増え、当時ライブハウスで聴いていた曲は殆どセトリには入っていなかったり、グダグダさが好きだったMCがなんだか上手になっていたり、あの頃のがむしゃらな姿ではなく大人びた姿だったり。どうしても自分の好きだった時のままでいてほしいって願ってしまうところがあるんですよね。置いていかないでって。私だけまだ過去にいるよって。だけどこの曲のこの歌い出しを聴いて、昔から何も変わってないとは言えないけど、変わらないものだってまだこんなにあるよ、って。この曲は過去曲の歌詞がところどころに散りばめられたりもしていて。なーんだ、私何考えてたんだろ。変わんないじゃん。1番大事なとこは。って思ったんです。好きすぎると分からなくなってしまうこと、苦しくなること、悲しくなること、勝手に裏切られた気持ちになること、色んな負の感情も出てくるけど、この1曲に全て救われました。好きでいてよかった、また見にこれてよかった。と心から思いました。過去に囚われてしまって苦しい時、ぜひ聴いてみてください。
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10. 君の顔が好きだ / 斉藤和義
ラスト10曲目です。私の固定ツイートにもあるのですが、もうタイトルに全部書いてあります。ここまで色々ぐだぐだと書いてきましたが結局はこれが全てです（笑）。
君の顔が好きだ 君の髪が好きだ
性格なんてものは僕の頭で
勝手に作りあげりゃいい
君の肩が好きだ 君の指が好きだ
形あるものを僕は信じる
結局は顔です。ビジュアルが大好きなんです。性格も勿論大好きなところのひとつ。だけどどれだけ雑誌のインタビューを読んでも、ドキュメンタリーを見ても正直何が本当で嘘なのかは分からないし、たくさん見れば見るほど、長く追いかければ追いかけるほどその人を知れた気がして、近づいたような気持ちにはなるのだけど、時には自分のいいように解釈したりもするし。そんな自分が面倒にもなるのです。そういう時にこの曲を聴きます。顔が好き、それでいいじゃん！と吹っ切れます。そう、それでいいのです。
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さてさてさて！10曲解説終わりました！お疲れ様私！解説というか、拗らせてた頃の話を組み込んだだけな気もしますが…。いや〜、長いですね。ここまでちゃんと読んでくれた方はいるのかしら。
賛否両論あるとは思いますが、今までのヲタク人生で特に影響を及ぼしたなという曲を10曲選んでみましたがいかがだったでしょうか。他にもまだまだたくさんあって、AKB48の遠距離ポスターとか、でんぱ組のORANGE RIUMとか、アイドル自身が歌ってる曲とかも絶妙なんですけど、今回はアイドルソング以外で選びました。また機会があれば紹介できたらいいな。
お気に入りの曲があったらこっそり何かしらで教えてください。あと、私はこれおすすめ！みたいなのあったら知りたいです。ぜひ、拗らせ合いましょう（笑）。
気付けば4時間くらい書いてました。月曜日がどうのこうのとか最初書いてたのに、日付も曜日も変わってしまいました。明日半休でよかったです。それでは寝ます。ここまで読んでくれてありがとうございました。おやすみなさい。
